― 学費・ホームステイ以外に必要な費用を知ろう ―

カナダでの高校留学では、「学費」と「ホームステイ費用」以外にも、さまざまな生活関連費用がかかります。
特に都市によって物価や交通費が異なるため、余裕を持った資金計画を立てることが大切です。
ここでは、アルバータ州カルガリーを例に、実際に必要となる費用の目安を紹介します。
1. 主要費用の目安(年間)
| 費用項目 | 内容 | 目安費用(年間) |
|---|---|---|
| 航空券 | 日本〜カルガリー往復(夏・冬) | 約 $1,800〜$2,200 |
| ビザ申請費用 | 学生ビザ申請料+指紋登録(バイオメトリクス) | 約 $235 |
| 保険料(必須) | 学区指定の医療保険 | 約 $550/年 |
| 通学交通費 | バス・Cトレインの定期代(学生割引) | 約 $800〜$1,000 |
| 学校用品・制服代 | 文房具、ロッカー費、制服(私立・一部公立) | 約 $300〜$600 |
| ランチ・外食費 | 学校内カフェや週末の外食など | 約 $1,500〜$2,000 |
| 携帯電話代 | 月額$40〜60前後のスマホプラン | 約 $600〜$700 |
| アクティビティ費用 | 学校行事、旅行、部活動費など | 約 $800〜$1,500 |
| お小遣い・雑費 | 衣類、日用品、プレゼントなど | 約 $1,000〜$1,500 |
2. 学費・ホームステイ費用を除いた総額目安
上記を合計すると、
年間でおおよそ $7,000〜$10,000 程度が目安となります。
全体の支出をまとめると次の通りです。
| 費用項目 | 年間目安 |
|---|---|
| 学費 | $13,500 |
| ホームステイ費用(パッケージ) | 約 $17,000 |
| 保険・交通・生活関連費 | 約 $8,000 |
| 合計 | 約 $38,000〜$40,000/年 |
3. 留学費用を抑えるコツ
✅ セメスター(5か月)留学を選ぶ
1年間よりも約40〜50%費用を抑えられるのが最大のポイント。
初めての留学や短期体験を希望する場合には、9月〜1月、または2月〜6月のセメスター制がおすすめです。
✅ 早期申込で航空券を確保
カナダ行きの航空券は、出発3〜5か月前に予約するのが最もお得。
春〜初夏に購入すれば、数万円の節約になることもあります。
✅ 無料イベントやボランティアに参加
地域イベントやボランティア活動は、英語力を伸ばしながら費用をかけずに交流できる絶好の機会です。
例:GlobalFest、CJCA(カルガリー日本文化協会)の「Japanglish」など。
✅ リサイクル文化を活用
カナダでは中古品のリユースが盛んです。
「Facebook Marketplace」や「Value Village」で文房具・服・家電を揃えれば、新品の半額以下で生活用品を整えることができます。
✅ 現地エージェントを有効活用
エージェントの選び方も、留学費用を大きく左右します。
🇯🇵 日本の留学エージェントを利用する場合
出発前から現地到着後までのフルサポートが含まれますが、
日本側+現地側のサポート費用が合算され、年間約30万円前後かかるのが一般的です。
🇨🇦 現地エージェント(例:リュウガクYYC)を利用する場合
出発までのサポートはオンライン中心となりますが、
費用は約半分の15万円前後に抑えることができます。
現地到着後のトラブル対応や生活サポートも、現地スタッフが直接行うため安心です。
🏫 学区に直接申し込む方法
一部の学区では個人申込も可能で、エージェント費用をさらに削減できる場合もあります。
ただし、英語での書類対応・学校との連絡・ホームステイトラブル時の対応を自力で行う必要があるため、
初めての方にはやや難易度が高い点に注意が必要です。
4. まとめ
カナダの高校留学は、
**1年間で約380〜400万円(カナダドル換算で約$38,000〜$40,000)**が目安です。
確かに費用は大きな投資ですが、
安全な環境、国際的な学び、そして英語力と自主性を育む貴重な経験となります。
リュウガクYYCでは、
学区・期間・目的に合わせた費用シミュレーション
節約プランや奨学金情報のご案内
現地サポート体制の説明
を無料で行っています。
留学費用を少しでも抑え、安心してカナダ留学を実現したい方は、ぜひお気軽にご相談ください。


