ワーホリの成功は準備が8割。このページでは「資金はいくら必要?」「渡航前に何をしておく?」「着いたらまず何をする?」を、時系列でぜんぶまとめました。上から順に進めれば、到着2週間で生活の土台が完成します。
PART 1
資金はいくら必要?
まず「入国の必須ライン」: CA$2,500の資金証明
ワーホリ(IEC)では、入国時にCA$2,500以上の資金証明を求められることがあります。英文の残高証明書(発行から1週間以内が理想)を用意しておきましょう。帰りの航空券を持っていない場合は、その購入資金も追加で見られます。ただしこれはあくまで「入国できる最低ライン」。実際の生活には足りません。
現実的な予算(2026年・目安)
| 日本で払うお金 |
| IEC申請費用 | 約CA$370(参加費$184.75+就労許可$100+バイオメトリクス$85) |
| 航空券(片道) | 15〜25万円(時期で大きく変動) |
| 海外保険(1年分) | 20〜30万円(IECは滞在全期間の保険加入が必須。現地保険なら安くなることも — ご相談ください) |
| カナダに持っていくお金 |
| 最初の滞在費 | ホームステイ1〜2ヶ月(食事付きで月CA$1,100〜1,400程度) |
| 仕事が見つかるまでの生活費 | 2〜3ヶ月分×月CA$1,200〜1,500(家賃・食費・交通・携帯) |
| 部屋の初期費用 | シェアハウス初月家賃+デポジット(合計CA$1,200〜1,800) |
合計の目安: 80〜120万円あると安心(現地持参分はCA$5,000〜7,000)。「最低60万円で行けなくはないが、仕事が決まるまでの余裕がないと選択肢が狭くなる」— これが現地エージェントとしての実感です。逆に仕事が決まれば月CA$2,000前後の収入(時給CA$15+チップ)で生活は回り始めます。
- お金の持って行き方: 大金の現金持ち歩きはNG。Wise(ワイズ)を日本で開設しておき、現地口座を作ったら送金するのが安い・早い・安全の三拍子。現金はCA$200〜500で十分です。
PART 2
渡航前の準備チェックリスト
| 時期 | やること |
| 3〜6ヶ月前 | IEC応募(プール登録→招待→許可申請)。パスポートの残存期間確認(滞在予定期間+余裕が必要。許可はパスポート期限までしか出ません)。資金の積み立て計画 |
| 2〜3ヶ月前 | POEレター(許可証明の手紙)が届いたら航空券・保険を手配。最初の滞在先を確保(ホームステイ1〜2ヶ月がおすすめ。リュウガクYYCで手配できます)。歯の治療を済ませる(カナダの歯科は高額+保険対象外が多い) |
| 1ヶ月前 | 市区町村で海外転出届(住民票)を出すか決める(国民年金・国保・住民税に影響。任意なので市役所で相談を)。国際運転免許(運転予定があれば)。Wise開設。クレジットカード(VISA/Master)の準備。スマホ・アカウントの引っ越し準備(下のチェックリスト) |
| 1週間前 | eSIM申込(到着した瞬間からスマホが使えます。提携のケータイ屋のプロモコードをご案内できるので契約前にLINEでご相談を)。英文残高証明の発行(CA$2,500以上・入国直前発行が理想)。POEレター・保険証券を印刷 |
| 前日〜当日 | パスポート/POEレター/資金証明/保険証券を手荷物に。CA$現金少額。冬渡航なら上着は機内持ち込み |
スマホ・アカウントの引っ越し準備(見落としがちで一番大事)
渡航して日本のSIMを解約・休止すると、日本の電話番号でSMS認証しているサービスに入れなくなるのがワーホリ定番のトラブルです。日本の番号が生きているうちに、次の準備を済ませてください。
- LINE: メールアドレスとパスワードを登録し、パソコン(PC版LINE)でログインできることを確認。トーク履歴のバックアップ(iCloud/Googleドライブ)も取っておく。番号が変わっても引き継げる状態にしておくのが目的です。
- Apple ID・Googleアカウント: パソコンからログインできるか確認し、「信頼できる電話番号」に親など家族の番号を追加。復旧用メールアドレスも設定しておく。
- SMS認証を使うサービスの棚卸し: 銀行アプリ・クレジットカード・PayPay・SNSなど、日本の番号にコードが届くサービスを書き出し、認証アプリ(Google Authenticator等)やメール認証に切り替えるか、家族の番号に変更しておく。
- スマホ全体のバックアップ: iCloud/Googleバックアップを渡航直前に一度実行。紛失・故障してもカナダで復元できます。
- 日本の番号を残したい人は: 基本料の安いプランに変更して番号を維持する方法もあります(番号を残せば上記の心配はほぼ解消)。どうするか迷ったらLINEでご相談ください。
⚠️
ワークパーミットは空港で発行されます。入国審査でPOEレター等を見せると、その場で就労許可証(work permit)が印刷されます。
氏名・生年月日・有効期限をその場で確認してください。間違いがあると後の手続き(SIN・保険)が全部止まります。空港での流れの詳細は
空港到着ガイドへ。
PART 3
到着後2週間のセットアップ(この順番で)
1SINナンバー取得(到着後すぐ・無料)
- 働くために必須の番号。パスポートとワークパーミットを持ってService Canadaへ行けば無料・その場で発行されます。オンライン申請も可能。
- カルガリーの窓口はダウンタウンのHarry Hays Building(220 4 Ave SE)。CTrainのCity Hall駅から徒歩数分です。
- SINは大切な個人番号。カードや紙は人に見せず、雇用主と銀行など必要な相手にだけ伝えます。
2銀行口座の開設(SINの次に)
- 給料の受け取りに現地口座が必須。大手5行(RBC・TD・Scotiabank・BMO・CIBC)ならどこでも大丈夫。多くの銀行に新規移住者向けプラン(一定期間の口座維持手数料無料など)があるので「I'm a newcomer on a working holiday」と伝えましょう。
- 必要書類: パスポート+ワークパーミット(SINも聞かれることが多い)。支店の予約はオンラインでできます。
- 口座ができたらWiseで日本から送金(銀行の海外送金より手数料が安い)。デビットカードはその場で発行され、買い物はこれ1枚でOK。
- Interac e-Transfer(メール/携帯番号あての即時送金)はカナダ生活の必須スキル。家賃の支払いもシェアメイトとの割り勘もこれです。
3携帯番号の確保
- 渡航前にeSIMを契約していれば現地番号は取得済み。まだの人は到着後に契約を(提携のケータイ屋なら日本語・LINEで契約でき、プロモコードもご案内できます)。
- 現地番号がないと、銀行・求人応募・e-Transferで詰まります。優先度高めで。
4AHCIP(アルバータ州の健康保険)— 仕事が決まったら
アルバータ州には無料の州営健康保険AHCIPがあり、ワーホリでも条件を満たせば加入できます(診察・検査・入院が無料に)。
- 加入条件(2026年時点): ①ワークパーミットの有効期間が12ヶ月以上 ②アルバータに12ヶ月以上住む意思 ③フルタイム雇用の証明(給与明細など)。つまりフルタイムの仕事が決まってから申請します。
- 申請場所: 州内のレジストリ(registry agent)窓口。持ち物=ワークパーミット・パスポート・住所証明・雇用証明。
- 日本から入ってきた保険は解約しない: IECは滞在全期間の民間保険加入が参加条件。またAHCIPは歯科・薬・救急車をカバーしません。AHCIPと民間保険の併用が正解です。
⚠️
ワーホリのAHCIP加入ルールは2026年に変動がありました(年初に一度対象外→その後復活)。今後も変わる可能性があるため、申請前に
アルバータ州公式ページか、リュウガクYYCのLINEで最新状況をご確認ください。
5部屋探し・仕事探しへ
ここまでで生活の土台は完成。あとは本番の部屋探しと仕事探しです。シェアハウスの探し方・家賃相場・英語レジュメの書き方・バンフで寮付きの仕事を見つけるコツは、姉妹ページ ワーホリお役立ちガイド(部屋探し・仕事探し) にまとめています。
💬
ワーホリの準備、ひとりで抱え込まないでください。「保険どれがいい?」「ホームステイ手配したい」「この予算で足りる?」—
LINEでリュウガクYYCに相談(無料)。現地保険(Allianz)の手配、ホームステイ、語学学校とセットのワーホリプランもご案内できます。
情報は2026年7月時点。申請費用・AHCIPの制度・為替は変わることがあるため、必ず最新の公式情報もご確認ください。 → カルガリー生活ガイド一覧へ