カルガリー高校留学の本当の年間費用【2026年版】学費以外に何がかかる?
2026-07-01 公開

高校留学のご相談で、最も多く聞かれる質問の一つが、「1年間で全部合わせていくら必要ですか?」という質問です。
学区のウェブサイトを見ると、授業料や医療保険料は確認できます。ただ、実際の留学では、学校へ支払う費用以外にもさまざまなお金がかかります。ホームステイ、航空券、交通費、携帯電話、お小遣い、学校の教材費などを合わせると、最初に考えていた金額より高くなることがあります。
今回は、カルガリーの公立高校へ1年間留学する場合に、実際にどの程度の予算を準備しておけばよいのかをまとめます。
Tomoからひとこと
学区のウェブサイトに出ている授業料だけを見て、留学費用だと思わないようにしてね!実際には、ホームステイや生活費の方が大きくなることもあるよ。
学校へ支払う基本費用
カルガリーの公立高校へ留学する場合、まず必要になるのが次の費用です。
- 申請料
- 1年間の授業料
- 医療保険料
学区によって金額は異なりますが、カルガリー教育委員会の場合、学校関係の基本費用だけで年間約14,000カナダドル程度になります。ただし、これだけで1年間の留学生活がすべて含まれているわけではありません。教材費、特別な科目の材料費、学校行事、交通費などは、別途必要になる場合があります。
ホームステイ費用
高校留学で最も大きな費用の一つが、ホームステイです。ホームステイ料金には、一般的に次のものが含まれています。
- 個室
- 1日3食
- インターネット
- 水道・電気などの光熱費
- 洗濯設備
- ホストファミリーによる日常的なサポート
ただし、どこまで料金に含まれるかは、ホームステイ会社や学区によって違います。例えば、ホームステイ登録料、空港送迎、カストディアン費用、緊急サポート、ホームステイ変更料、夏休み中の滞在費などが別料金になることがあります。
カルガリーで高校生向けのホームステイを利用する場合、手配料なども含めて、年間で約15,000〜19,000カナダドル程度を一つの目安として考えるとよいと思います。
Tomoからひとこと
「1年間」と書いてあっても、9月から6月までの10か月なのか、夏休みを含む12か月なのかで金額が変わるよ!何月分まで含まれているか確認してね。
航空券
日本とカルガリーの往復航空券は、予約する時期や出発日によってかなり金額が変わります。目安としては、往復1,500〜2,500カナダドル程度を考えておくとよいと思います。夏休み、年末年始、春休みなどは高くなる傾向があります。また、留学中に一度日本へ帰国する場合は、当然その分の航空券が追加で必要です。
留学生は荷物が多くなるため、航空券の表示価格だけではなく、次の点まで確認することをおすすめしています。
- 預け荷物は何個まで含まれるか
- 追加荷物はいくらか
- 日程変更が可能か
- キャンセル時の条件
カルガリーでの交通費
カルガリーの高校生は、バスやCTrainを利用して学校へ通うことが多いです。ホームステイ先が学校のすぐ近くになるとは限りません。カルガリーは住宅地が広いため、30分から1時間程度かけて通学することもあります。
高校生向けの交通パスを10か月間購入する場合、年間で約900〜1,000ドル程度を見ておくとよいと思います。学校や学区によっては、交通パスの手配方法が異なることがあります。また、放課後や休日に外出する場合にも交通費が必要です。
Tomoからひとこと
カルガリーでは、ホームステイ先から学校まで歩いて行けるとは限らないよ!バスの乗り換えが必要になることもあるので、通学時間も学校選びの一部として考えてね。
携帯電話
カナダ到着後、多くの生徒が現地の携帯電話プランを契約します。ホームステイ先や学校にはWi-Fiがありますが、通学中や外出時、緊急連絡のために携帯電話は必要です。プランにもよりますが、月額40〜60ドル程度を考えると、年間で約480〜720ドルです。
日本で使用しているスマートフォンをそのまま持ってきて、カナダのSIMカードやeSIMを利用する生徒も多いです。日本の電話番号も残す場合は、日本側の契約費用も確認してください。
学校で追加になる費用
公立高校であっても、すべての科目や活動が授業料に含まれているわけではありません。例えば、
- 美術やデザインの材料費
- 調理科目の食材費
- 体育やアウトドア科目の費用
- フィールドトリップ
- 学校行事
- イヤーブック
- 卒業式関連費用
- 部活動費
- スポーツチームの登録費
- 電卓、文房具、パソコン
などが必要になることがあります。選択する科目や活動によって差がありますが、年間300〜1,000ドル程度は別に準備しておくと安心です。スポーツチームへ参加する場合は、ユニフォーム代、遠征費、用具代などが追加になることがあります。
お小遣いと外食費
ホームステイ料金に1日3食が含まれていても、まったくお金を使わずに生活できるわけではありません。友達との外食、カフェ、映画、衣類、日用品、学校帰りの軽食などにお金がかかります。
昼食についても、ホストファミリーが毎朝お弁当を作ってくれるとは限りません。家庭に用意されている食材を使って、自分でサンドイッチなどを作ることも一般的です。お小遣いとしては、月200〜400ドル程度を考えるご家庭が多いと思います。10か月の場合は、2,000〜4,000ドル程度です。ただし、本人のお金の使い方によって大きく変わります。
Tomoからひとこと
最初から大きな金額を自由に使えるようにすると、最初の数か月で使いすぎてしまうこともあるよ!毎月決まった金額を送る方が管理しやすいと思うよ。
冬服と防寒用品
カルガリーの冬は寒いため、日本から持ってきた服だけでは足りないことがあります。必要になる可能性があるものは、冬用ジャケット、スノーブーツ、手袋、ニット帽、厚手の靴下、防寒用の下着などです。
すべて現地で購入する場合は、300〜700ドル程度かかることがあります。高価なブランド品である必要はありません。大切なのは、気温や雪に対応できるものを選ぶことです。カルガリーでは冬用品を現地で購入できるため、出発前にすべて日本でそろえる必要はありません。
学生ビザや書類の費用
1年間の高校留学では、通常、学生ビザを申請します。学生ビザ申請料のほか、状況によっては次のような費用がかかります。
- バイオメトリクス
- 書類の翻訳
- 公証
- 残高証明書
- 証明写真
- パスポート更新
- 書類の郵送
家庭ごとに異なりますが、ビザや書類関係として、数百ドル程度は見ておいた方がよいと思います。カストディアン書類についても、公証費用が発生する場合があります。医療保険の考え方は現地保険と日本の保険の違い、学区やプランの詳細は高校留学のページもご覧ください。
1年間の合計はいくら?
カルガリーの公立高校へ、9月から翌年6月までの約10か月間留学する場合の一例です。
学校関係
- 申請料・授業料・医療保険:約14,000〜15,000ドル
生活関係
- ホームステイ・手配費:15,000〜19,000ドル
- 航空券:1,500〜2,500ドル
- 交通費:900〜1,000ドル
- 携帯電話:480〜720ドル
- 教材・学校活動費:300〜1,000ドル
- お小遣い:2,000〜4,000ドル
- 冬服・日用品:300〜700ドル
- ビザ・書類関係:200〜500ドル程度
ただし、次の費用が別途必要になる場合があります。
- エージェントのサポート費用
- カストディアン費用
- 空港送迎
- 現地ツアー
- 春休みや冬休み中の旅行
- 日本への一時帰国
- ホームステイの変更
- 追加の医療費
為替によって日本円での負担も大きく変わります。
Tomoからひとこと
「最低いくらで行けますか?」だけではなくて、少し余裕を持っていくら準備できるかを考えてね!留学中にお金の心配ばかりする状態は、本人にとっても大きなストレスになるよ。
残高証明の金額とは別に考える
学生ビザ申請では、授業料だけではなく、生活費や往復交通費を支払えることを証明する必要があります。カナダ移民局が定める生活費の基準は、実際に学区へ支払うホームステイ料金や、各家庭が準備する留学予算と完全に同じではありません。
そのため、実際に必要となる留学費用と、学生ビザ申請で証明する資金は、分けて考える必要があります。学区への支払いをすでに済ませている場合でも、追加の資金証明を求められることがあります。
想定外の費用も準備しておく
留学中には、予定していなかった出費が発生することがあります。例えば、携帯電話の故障、歯科治療、眼鏡やコンタクトレンズ、航空券の日程変更、パスポートの紛失、ホームステイの移動、学校の追加活動、冬休み中の予定変更などです。
基本の留学予算とは別に、緊急用として2,000〜3,000ドル程度を準備しておくと安心です。医療保険に加入していても、歯科、眼鏡、既往症などは対象外になる場合があります。
まとめ
カルガリー高校留学では、学校へ支払う授業料や医療保険だけで、年間約14,000〜15,000ドル程度かかります。しかし、ホームステイ、航空券、交通費、携帯電話、お小遣いなどを含めると、実際には年間35,000〜44,000ドル程度を考える必要があります。
留学費用を確認するときは、「学区へいくら支払うか」だけではなく、「カナダで1年間生活するために、最終的にいくら必要か」を見ることが大切です。また、一番安い学校やホームステイを選ぶことが、必ずしも一番よい留学につながるとは限りません。通学時間、現地サポート、カストディアン、緊急時の対応なども含めて比較する必要があります。緊急時の体制やカストディアンの扱いについては、保護者の方へのページにまとめています。
Tomoから最後に
せっかく留学するなら、費用を安くすることだけではなくて、本人が安心して生活できる環境も考えてほしいと思うよ!渡航前に、どこまで費用に含まれているかを一緒に確認してね。
リュウガクYYCでは、生徒の留学期間、希望する学区、ホームステイの条件などを確認したうえで、渡航前にできるだけ分かりやすい費用の見積もりをご案内しています。費用の総額モデルは留学費用の総額モデルのページでもご紹介しています。
※記載している金額は2026年7月時点の一般的な目安です。学区、ホームステイ会社、為替、航空券の時期などによって変わります。
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